2017年ウイッツに入社した鹿沼由理恵さんをご紹介します。鹿沼さんは町田市出身、生まれつき視覚障がい者として、リオパラリンピックの自転車競技女子タンデム(二人乗り)の日本代表として個人ロードタイムトライアルという種目に出場し、見事銀メダルを獲得し、2016年には町田市市民栄誉賞を受賞した選手です。
なかなか聞きなれない方も多いかと思いますが、タンデムとは2人乗り自転車のことで、前に健常者の「パイロット」後ろには視覚障がい者の「ストーカー」がこぎ手として、主に一般道を走るロード競技と傾斜のついた自転車トラック競技があり、いずれもタイムを競います。
タンデムの難しいところは、自転車競技ならではの駆け引きがあることはもちろんそれに加えて、2人の体重移動やスパートのかけ方など息を合わせることが必要不可欠です。
この度、ウイッツコミュニティでお世話になることになりました鹿沼由理恵です。リオパラリンピックの後、怪我などで練習すらできない日々が続きました。しかし、相模原の病院でまたチャレンジできるチャンスを取り戻し、ウイッツそして相模原と私の地元である町田の皆様、地域の方々に応援いただき再スタートを切ることができ大変嬉しく思います。合宿や大会などから、地元に帰ってくるといつも疲れも忘れ、ホッとする地元の皆様の温かさにまた頑張ろうと思えます。
皆様とともに、2020東京パラリンピックを目指して、取り組んでいけることに感謝し、それをパワーに頑張りたいと思います。応援、よろしくお願いいたします。
東京都町田市出身 ( 町田第六小、第二中、山崎高校出身 )