管理が「面倒」だから管理会社に任せればいいやというのは大間違い。分譲マンションの資産価値を左右するのは実は管理組合の活動次第です。
「総会?管理費を払っているんだから、こっちの手を煩わせないで、管理会社でちゃんと管理してくれないの?」これは管理組合総会の出欠確認をさせていただく際によく居住者の方に言われる言葉です。そもそも管理組合総会って何のためにあるのでしょうか?
分譲のマンションを購入するまでは、賃貸アパートやマンションに住んでいたという方も多いかと思います。
人から借りているのと、自分が所有しているのでは大きく違います。賃貸の場合、マンションの何かが壊れても大家さんに言うか、不動産屋さんに言って直してもらえればよかったのですが、自分が所有者の場合は、自分で直さないといけません。ここに大きな違いがあります。
所有者はマンションが壊れたら、自分で直す必要があります。一軒家で考えるとわかりやすいと思います。壊れれば自分で直すのは当たり前ですよね。マンションは、他の居住者と一緒に共同生活をしているので、直す場合は他の居住者の人たちと相談しなければなりません。そう!その相談する場が「管理組合総会」なのです。
総会は年に一回行われ、その場で毎年どうやって管理していくかを決定します。
管理会社は、そこで決まったことを実施するお手伝いをするわけです。
マンションの資産価値を左右するのは管理組合の活動次第と言っても過言ではありません。組合で修繕などを計画的に進めているマンションは、築年数が経っても資産価値を維持することが可能です。