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マンションの豆知識

マンションの修理費、どこまでが自分持ちでどこからが管理組合持ちかわかりますか?

「給湯器が壊れたので修理をお願いします!」「トイレが詰まったので直してもらえますか?」といったご連絡をよくいただくことがあります。(ちなみに給湯器の寿命は約10年と言われています。)
マンションは「共用部分」と「専有部分」に分かれているということはご存じの方も多いと思いますが、どこからどこまでが「共有部分」でどこからが「専有部分」かわかりますか?


マンションの修理費、どこまでが自分持ち?先の例で述べた「給湯器」や「トイレ」は専有部分になるので、基本的には所有者(居住者)様のご負担で、各自業者に依頼し修理していただくことになります。
(もちろん弊社でも対応可能ですので、お気軽にお問合せください。)

ちょっとややこしいのがベランダ(バルコニー)です。
実質、その部屋の所有者様が専有的に使用しているので「専有部分」と思われがちですが、所有者の負担にして修理工事が行われなかったりすると、漏水トラブルの元にもなりかねません。また避難経路として使用される場合もあるためベランダ(バルコニー)については「共有部分」となり「管理組合」の負担になります。

バルコニーとベランダの違い

それでは、さらに問題で各部屋のサッシやガラスの交換費用はどちらの負担になるかわかりますでしょうか?答えは「管理組合」の場合と「所有者」の場合があります。
先のベランダ(バルコニー)ですと、ベランダ(バルコニー)自体はほぼ専有部のように使用しているので掃除などの日常業務は所有者が行い、窓ガラスが割れた時には所有者が費用を負担します。しかしサッシなどの開口部自体の改良工事を行う場合は管理組合の負担となります。
例えば大規模改修工事で省エネ効率を高めるために2重サッシにするような場合は、組合負担で全て交換することになります。

共用部分に含まれる以外な場所一覧

※規約により違うこともあります。

  • ベランダ/バルコニー
  • 玄関ドア
  • ベランダ側のサッシ

その他、給水管についても本管から各住戸メーターを含む部分が「共用部分」、雑排水管及び汚水管では配管継手及び立て管が「共用部分」とされており、これが目安となります。
マンションによって修理の規約が違うこともあります。一度確認してみると良いでしょう。

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