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健康が一番

現在の花粉症療法について

2018年1月2日

現在の花粉症療法1

稲垣 康治 院長

花粉症対策の基本はやはり「花粉に触れないこと」です。セルフケアとして外出時のマスク着用は最も有効で、その他にも室内に持ち込まない工夫(花粉の付着しにくい服装)や室内での飛散を防ぐ工夫(加湿器の使用)も有効です。しかし残念ながらそれだけで症状を完全に抑えることはできません。


毎年この季節に鼻炎でお悩みの方に最初にお勧めするのは「薬物療法」です。花粉が飛散する約1~2週間前から抗ヒスタミン薬や抗ロイコトリエン薬の服用を開始することにより、シーズンを通して症状を軽減することができます。それでも飛散のピーク時には症状の悪化が予想されますので、内服薬や点鼻薬を追加した方が良いでしょう。最近は水なしで飲める錠剤が増え、いつでもどこでも簡単に内服できるようになりました。点鼻薬も1日1回で効果が持続するタイプが主流となり、以前より使いやすくなっています。
重症の花粉症や通年性アレルギー性鼻炎でお悩みの方には、「手術療法」も効果的です。手術療法は鼻の粘膜をレーザーや薬物で破壊して、花粉が付着してもアレルギー反応が起こらないようにする方法です。

当院ではトリクロール酢酸を用いた治療を行っています。特に強い鼻づまりでお悩みの方には有効性が高く、外来で比較的簡単に行うことができます。薬を2~3種類飲んでも症状が改善しなかった患者さんが、「薬なしで大丈夫」と大変喜ばれることもあります。花粉症を根本的に治す唯一の治療法として「免疫療法」があります。2年前からスギ花粉症に対する舌下免疫療法が保険適応となり、当院でも治療を開始しました。毎年重い症状に悩まされていた方でも、8割以上の方が「軽くなった」と効果を認めています。


Information

稲垣耳鼻咽喉科医院

現在の花粉症療法2

Tel:042-722-3115
〒194-0013 東京都町田市町田6-22-15
月・火・水・金・土 午前9:00-12:00
月・火・水・金 午後 14:00-18:00
休診日:木曜・日曜
アクセス:Google Map
ホームページ

稲垣康治院長 プロフィール
町田市出身。2000年慶應義塾大学医学部卒。
慶應義塾大学助教、横浜市立市民病院診療科長を経て、2013年より稲垣耳鼻咽喉科医院3代目院長。
趣味は剣道。モットーは「地域に根差した医療」
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