くらしいきいき
寒い冬の節約術!
朝晩と冷えることも多く暖房器具を使う季節になりました。冬の暖房費は家計にとって悩みのタネです。今回は節約しながら温かく過ごすコツをご紹介します。
- エアコン
- 夏は外気35℃を25℃まで冷やせば快適に過ごせるのに対して、冬は外気0℃の空気を20℃以上に温めなければ快適に過ごすことができないためエアコン暖房による消費電力量の方が夏のエアコン冷房よりも何倍も多く、電気代が高くなります。
設定温度を低めに
設定温度を21℃から20℃へ変更するだけで年間約1,170円の節約になります。
「弱風モード」より「自動運転モード」
「弱風モード」は室温を温めるまでに余分な電力を使ってしまうため、設定温度まで一気に温度を上げ、その後は自動で送風運転に切り替わる「自動運転モード」が節約になります。
- トイレ
- 保温式の温水洗浄便座はお尻の冷え防止にとても役立ちますが、電気代が増える要因になるため便座と温水の設定温度を低温にしましょう。温まった便座は放熱してしまわないよう必ずフタを閉めましょう。
- 浴 室
- 間違ってお湯を出すと給湯器が作動し電気代が発生するため、水しか使わないなら給湯器の電源を切っておきましょう。給湯器の待機電力も抑えることが出来て一石二鳥です。
- 洗濯機
- 洗濯は少量ずつ洗うよりもまとめて洗う方が、電気代や水道代を節約できます。洗濯機はすすぎが2回で設定されているものが多いので電気代や水道代を損していることも。すすぎが1回で済む洗剤を使用して洗濯機の設定を変更しましょう。
- 照明
- 冬は照明をつけている時間が一年で一番長いため電気代に大きく影響します。家の照明を消費電力量が少ないLED電球に変えることをお勧めします。
- 基本料金無料の電力会社を検討
- 電力自由化によって基本料金無料で使った分だけ請求となる電力会社も増えてきたので確認してみるとよいでしょう。
窓からの冷気をシャットダウンで節約!
温めた部屋も窓対策がされていないと、窓から外の冷気がガラスを通して入ってくるため温かい空気が逃げてしまいます。窓に厚手のカーテンがすき間なくかかっているか確認してみましょう。カーテン以外にも断熱シート、2重窓などで窓の断熱対策をすると部屋の保温効果が高まり節約になります。
節約は一人でやるよりも家族全員でやる方が効果的です。家族が仲よく一つの部屋で過ごすことで、ウォームシェアができること、照明・テレビなどの家電を共有することで、個室で過ごす時に比べて消費電力を大きく節約することができます。できるだけ意識をしてこの冬の暖房費を上手に節約しましょう。