地域資源の活用で新しい産業形成を目指す取組み
ウイッツグループの一員として、グループ企業の事務を請け負い、青森の新しい雇用の創出に努めている「あおもり味蕾屋」は青森県十和田市に所在し、地元青森が全国に誇るりんごその他の果物で数々の商品を製造しています。
青森の美味しさ発信中
美味しいこと 素材を活かすこと あおもりであること
株式会社あおもり味蕾屋
土を育てる 人を耕す 未来を創る
株式会社Aomori-Mirai-Agriculture
「あおもり味蕾屋」の代表でウイッツコミュニティの顧問でもある村崎孝一さんは、東日本大震災を機に青森県の復興と新しい雇用の創出の必要性を感じ、2012年同社を設立。
青森と全国を結べるのは「食」しかないと考え、「まだ花開いていない青森の美味しいものの蕾を探し、育て、紹介する」という主旨で「あおもり味蕾屋」と名付けました。ロゴの蕾には青森への想いが込められています。
株式会社あおもり味蕾屋
代表 村崎 孝一氏
「百年紅玉アップルパイ」
「あおもりの林檎と胡桃パウンドケーキ」
「あおもり味蕾屋」では、地元青森が全国に誇るりんごや果物でアップルパイ、パウンドケーキ、ジャム、ゼリーなどを製造し、十和田市(ふるさと納税返礼品)や道の駅、ホテル等に提供し、ネット通販でも全国のお客様に販売しています。
今年8月からは、星野リゾートよりオリジナル菓子の製造依頼を受け、青森県内の「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」、「星野リゾート 青森屋」、「星野リゾート 界 津軽」で商品の販売を開始しました。
商品化された「林檎のパート・ド・フリュイ」
コロナ禍で販路を失ったJAアオレン(青森県農村工業農業協同組合連合会)のりんごジュースを原料とし、青森県に貢献しようという主旨で星野リゾートが企画した「もったいないプロジェクト」へ参加させていただいています。
「あおもり味蕾屋」は、美味しいものなら何でも作ります。もともとは長芋コロッケや地元の豚肉でメンチカツを作っていたこともあり、スイーツだけではなく、今後は惣菜も復活したいと考えています。
株式会社
畑ではとうもろこし、ナス、ピーマン、枝豆、カボチャ、サトイモ、ミョウガ、果樹はりんご2種と、イチジク、プルーンなど栽培しています。
無農薬・減農薬を軸に、地元の産直やスーパーはもちろん、ナスやピーマン・枝豆は、EU(フランスとドイツ)に毎週交互に発送しており、三ツ星レストランや国際機関などで振舞われています。とうもろこしは『おひさまコーン天』として、地元の居酒屋メニューになっており、地産地消の代表的商品として市の広報に取り上げられています。
「Aomori-Mirai-Agriculture」は、農業の傍ら「あおもり味蕾屋」の製造部門も担っており、「あおもり味蕾屋」と一体となって農業の六次産業化、農商工連携を実現しています。