2017年8月3日、東京ガス神奈川西支店様の「人権講演会」にて弊社所属のパラアスリートである鹿沼選手が講演いたしました。
「生まれつきの障がいだと、何が不自由かわからない」
障がい者差別への理解を深める本会、自身の日々の生活からアスリート人生を通して感じる障がい者サポートへの思いについて、ときおりクイズ形式をいれながら約一時間ほど講演いたしました。
よく「困っていたら言ってね」と言われるが、生まれつきの障がいだと何がどのように不自由なのかわからない。むしろ例えば足を怪我して、今まで簡単に上がれていた階段が上がれなくなることのほうがよっぽど大変だと感じるというように障がい者側の視点は、今までのサポートのあり方について考えさせられました。
「2020年を共生社会のゴールにしてはいけない」
また東京で行われるパラリンピックを契機にした共生社会の気運の高まりについても2020年をゴールとするのではなく、これをスタートにしなくてはならない。
その後も継続することが真の共生社会の実現に不可欠であるという思いは、聞いている側にとって本来の目的について再認識させられるものでした。
東京ガス神奈川西支店様には、このような機会をいただき誠に有難うございました。