鹿沼由理恵です。
6月20日(火)、私の地元である東京都町田市立成瀬中央小学校で開かれた交流教室に参加させていただきました。最初に会場である体育館に入った時に通った、子どもたちが作ってくれた花のアーチはとても嬉しかったです。
全校児童に「目の不自由なことを隠していた」小学生時代からスポーツに出会い、その後もどん底を味わいながら、リオでは一番重いギアのまま動かなくなってしまったアクシデント(というかラッキーだった気がします)の後、銀メダルを獲得できたことについて、お話させていただきました。
後半は5、6年生を対象に自転車タンデム体験。といってもタンデム車は会場にないのでアイマスクを着けた人の前に、着けない人が立ち足を紐で結わいてペアで歩く体験です。事前にどう歩くかしっかり話すこと、呼吸を合わせること、困った時も相手にわかるように伝えることの大切さについて知ってもらいましたが、思いの外これにはみんな大盛り上がり!
そしてメダルに触れてもらったり、ナンとカレーの給食を一緒に食べたり、お話したり・・・最後は5年生がタクシーまで手をつないで送ってくれました。
遠くになるまで手を振って見送ってくれた子供たち。タクシーの運転手さんが「何年も過ごした先生のお別れ会ですか?」と尋ねられるほど仲良くなりました(笑)
普段、この学校の周りをランニングしているので、とても身近な学校の子どもたちと交流できたこと、障がい者スポーツについて少しでも知ってもらえたこと、この機会を作っていただいた皆さまに感謝いたします。